出会い系の詐欺師とやり取りしたら5万円儲かった話
最初に。
この話は「出会い系」というキーワードが入っていますがエロい要素は一つもありません。
今回はいわゆる「ロマンス詐欺」の類だと思います。
俺は離婚してから、一時期はパートナー探しのため、
出会い系に登録しまくって、出会いを求めていた時期があった。
これは、そんな時期に詐欺師とのやり取りで5万円儲かった時の話。
最初に書いておくけど、5万円に関しては違法な事はしていない。
まあ、読んでれば分かるけど。
使ったアプリはPCMAX。
このアプリ知っている人なら分かると思うけど、
通常のパートナー選びでは選ばないアプリ。
こう書けば大体察しはつくでしょう。
俺は最初は超まともなアプリばかり試していたけど、
会える率がとても低かった。
それもあって、手あたり次第試していたところのアプリ。
このアプリで、後ろ姿美人を見つけてメッセージを送る。
そしたら、すぐに返信。
ラッキーと思ってはいたけど、出会い系は業者も多いので、
とりあえず、やり取りを続ける。
暫くしたらLINE交換。
これ案外まともなやり取りだったから信用した。
大体業者ってすぐにLINE交換したがる。
でも、この詐欺師は半月近くはメッセージでのやり取りだったと記憶している。
LINE交換した後は、すぐに写真交換。
すごく美人だった(詐欺師だから当然だけど)
俺が神奈川にいるのに対して、詐欺師は京都にいる設定。
だからすぐには会えないという設定。
でも写真は頻繁に送ってくるし、何かを求めてくるわけでもない。
そこが詐欺師のうまい所なんだと思うけど。
何気ないやり取りが1か月近く続いた。
詐欺師は「金はあるけど、使う時は使うけど普段はほどんど使わない」
設定で、買い物内容なんかもラインで送ってきて
「普段はこんなもの食べているの」と庶民の買い物を送ってくる
お金持ちアピールだった。
こんな細かい所まで設定するんだなと後から考えると詐欺師も努力していると感じる。
それ以外では仕事の話になり、愚痴を言い合ったりしていた。
詐欺師は貿易関係の事務をやっているという設定だった。
そして、よくあるのが出てきた。
「暗号通貨の動きが分かる人がいて、その人に稼ぎ方を教えてもらっている」
この時点で、当然ながら疑いが出てくる。
ただ、疑いが出てくると同時に興味も出てくる。
「どんな方向に行くんだろう?」と。
その時は仕事もそれほど忙しくなく。
毎日何度もLINEでのやり取りを行っていた。
俺はあえて暗号通貨については触れず、
淡々と「早く会えるといいね~」みたいな感じでやり取りしていた。
しかし、徐々に飽きてきて
「俺、今の仕事だけじゃ厳しいと思ってるから副業をしようと思ってるんだよね」
と話を持って行った。
その途端、一気に「暗号通貨は儲かるよ、一緒にお金を稼ごう」
となった。
そこから、専用のアプリのインストール。
取引のやり方、実際の取引場面のリアルタイム解説。
こんな事を、一通り伝えてきた。
普通に考えて、そういう話が出た後すぐに、リアルタイム解説なんて思いつかないでしょ。
これが怒涛のごとき速さで送られてきたから、
完全に詐欺だと確信した。
でも、俺の悪い所。
興味が出たら、触ってみたくなる。
詐欺だと分かっていても、少額の損失なら「遊び代」としてもいいだろうという感覚になった。
そこから「俺もやってみたい。ホントに儲かる?」
と聞くと、具体的なやり方を事細かに教えてきた。
そして俺は、アプリに10万円入金した。
入金して金額が反映されたスクリーンショットを送った。
詐欺師は信用して、取引方法を教えてきた。
詐欺師曰く「叔父が暗号通貨のインサイダー情報を知っているから、
どの時間にどの方向へ動くか分かる。その時だけ取引をする」
というもの。
まず一度、詐欺師の言うとおりに取引をして、
そこから改めて考えるという形にした。
そして取引。
詐欺師と一緒に同時刻に同じ取引を行う。
時間としては30秒程度。
10万円で5千円の稼ぎとなった。
俺は「これは本当に稼いでいるのか?
単純に数字が反映されていて出金はできないのでは?」
と感じたが、とりあえず保留。
しかし、ここから詐欺師は本性を現す
「勝ったでしょ。これが今後も100%続くのよ。
だから入金の金額を10万円なんて小さな金額じゃなく
1000万円にしなさい」
と指示のような口調になっていた。
俺からは「1000万なんて金はない。
100%勝てるんだったら今の10万円で勝ち続ければすぐに稼げる。
入金するつもりはない。」
と伝えた。
詐欺師「お金なんて借りてくればいい。
10万円と1000万円じゃ稼げるスピードが全く違う
時間がもったいない。早く借りてきて1000万円を入金するべき」
と半ば脅迫めいた形になってきた。
幸いLINEでのやり取りだけなので、後はシカト。
メッセージだけとはいえ、強い口調で伝えられると
ただの詐欺師と分かっていてもメンタル的にやられる。
俺は、後日アプリに入れた10万円が戻ってくる事を願い
すぐに出金の手続きを行った。
この時は、正直出金は難しいのだろうなと思っていた。
でも、そうなった場合も最初に考えていたように遊び代として割り切る予定だった。
そしたら、なんてことはない。
10万円はすぐに振り込まれたばかりか、
アプリのボーナス特典として
「出金額の半額(最大5万円)をプレゼント」
とかいうメールが入っていた。
口座を確認すると、間違いなく15万5千円が振り込まれていた。
俺「??」
と思いながら、逆に怖くなった。
いわば、詐欺師から金を取った形となっている。
これなんかあるんじゃない?
と、思ってLINEブロックと取引したアプリの削除を行った。
幸い何も起こらなかった。
暫くは何とも言えない恐怖心というか違和感を感じながらの生活。
正直5万円じゃ割に合わない心理的負担。
おそらくは、疑いを持って出金したカモに対して、
ボーナスとして上乗せして振り込む事により
逆に信用させるというやり方だったのかもしれない。
5万円得したのはよかったが、
これを教訓として、詐欺師で遊ぶことはしない事にした。
最後に。
儲かったのは5万円じゃなく5万5千円だったね。
儲かったけど、気分のいい儲け方じゃないよ。
あとね、「遊び代」とかで考えても、
結局は詐欺師(裏社会)の資金源となる可能性が高い。
本来であれば入金すらすべきではなかった。

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